自己破産は究極の債務整理です

借金の返済困難な状況を解決する債務整理の1つに、自己破産があります。
4種類ある債務整理の方法の中でも、もっとも究極の手段と言われており、他の方法では生活再建ができないという人に限ってなしうる手続きです。
つまり、誰もが望んでできるものではありません。
なぜかというと、債権者に対しての効力が非常に大きいからです。
本来借りたお金は利息をつけて全額返済する約束をしているのに、自己破産が認められると、それ以降、一切返済しなくてよくなります。
つまり、返済義務がなくなり、全ての債務から解放され、生活をリスタートするチャンスを得られる手続きなのです。
債務を免除される代わりとして、その時持っている財産があれば全て差し出さなければなりません。
もっとも、生活に最低限必要な家電製品や家具、100万円以内の現金はそのまま自分のものにできます。
たとえば、マイホームやマイカーなどがあれば、競売にかけられ、売却額を債権者に債務額に応じて分配して我慢してもらうわけです。
一方で、財産がない無一文の方は、債務の免除だけ受けられ、債権者に何も弁済する必要がなくなるのです。
債権者からしてみれば、非常に強力な手段であり、経済的な損失が大きくなるわけですから、誰もが認められるわけではありません。
免除なくしては生活がやっていけないほど、支払いに困っていることが必要です。
返済ができなくなった理由が、ギャンブルや浪費の場合、認められないことがあるので注意しましょう。
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気持ちを軽くしてくれる債務整理

気が付けばあっという間に首がしまる

クレジットカードに限度額300万円のように書いてあると、「300万円までは使っても大丈夫なんだ」と考えてしまいついつい使い込んでしまう人がいます。
お金がない時や手軽で簡単に買い物がしたい時などは、クレジットカードや消費者金融はまるで神様のようにあなたに微笑んでくれます。
しかし借金返済プランを誤ると、その笑顔は一気にあなたを苦しめる悪魔の微笑みに早変わりしてしまいます。
こういうところを甘く見た時、借金地獄になってしまうのです。

悩むよりまず弁護士に相談しよう

弁護士や債務整理などの言葉は、なんとなくお堅い言葉に聞こえますね。
が、しかしご安心あれ、どちらもあなたを借金地獄から助けてくれる心強い味方です。
「着手金や相談料なんて払えないし、ますます借金してしまう・・・」とか「弁護士に相談したら家族や知人に知られてしまうのでは・・・」と不安に感じる人もいるはずです。
ただでさえ借金地獄の中毎日を不安に過ごしているのですから、仕方がありません。
それでもまずはインターネットなどで近隣の弁護士会を検索し、まずは相談の日程を決めてみましょう。
お金で苦しんでいるあなたに対して、すぐに相談料や着手金を払えと迫る弁護士はまずいません。

あなたに適した返済方法をじっくり考えよう

弁護士に相談することで、まずあなたの身の回りのことを整理するきっかけにもなります。
気持ちの余裕ができてきたところで、あなたが今後どのように問題を解決していくかじっくり弁護士と相談していきましょう。
大まかな解決方法として、債務整理と破産があります。
債務整理を行うことで、あなたが抱えている借金をコンパクトにまとめて減額することができます。
そして減額された借金を、現在のあなたの収支から無理なく支払えるお金を毎月支払うことで、着実に借金返済していくことができます。
破産はいわゆる踏み倒しのようなものです。
個人信用情報に載りしばらく借り入れすることは難しくなりますが、借金が膨らんでしまっている以上個人信用情報に名簿入りしてしまっているのは仕方のないことです。
つまり、破産した経歴としばらくの間、借り入れができない状態が続きますが、デメリットはたいしたものではありません。

借金を減らすことよりも悩む気持ちを減らそう

借金があることで人付き合いも疎遠になったりと、毎日が暗くなってしまいます。
おいしいものも食べられなくなります。
欲しいものも買えなくなります。
段々と人生を辛く感じてしまいます。
でもその悩み、必ず解決できます。
気持ちを軽くして幸せを必ず掴んでみせましょう。

借金は自分で整理するのは困難

貸金業者に相談しても応じてくれない

会社の不況により、給料が20%も減額されてローンの支払いができなくなりました。
キャッシング2社から、それぞれ100万円借りていたのですが、利息だけの支払いもできなくなり、業者に相談することにしたのです。
ここで現在の経済状況を伝えて、返済を猶予してくれるようにお願いしたのですが、期日までに返済してくださいの一点張りです。
まったく話が前に進まないので、これではラチがあかないと思って弁護士に依頼することにしました。

弁護士への相談は抵抗があるもの

一般の人が弁護士に相談することはほとんどありません。
そのため、弁護士は怖い人というイメージがあったのですが、実際に会ってみると普通の人です。
借金の相談をすると、債務整理すればすぐに請求・取立てはストップすると言われました。
借金に苦しんでいる方にとって、このメリットは非常に大きいでしょう。
私自身、日常生活に支障が出るほど借金に悩んでいたので、何の迷いもなく債務整理を依頼することにしました。

弁護士報酬はどのくらい?

債務整理の弁護士報酬は、各事務所によって変わってくるようです。
利益重視の大手だと、相談無料なんてところが多く、地元の小さな事務所は有料のところが多かったです。
ただ、いずれも依頼するとなると有料であり、報酬を大きく左右するのは成功報酬でした。
減額した借金の何%を報酬として支払うかにより、債務整理のコストも変わってくるのです。
事務所によって10%、20%、25%などさまざまで、私が依頼した事務所は、10%と非常に良心的でした。

任意整理で借金の悩みを軽減

弁護士と相談した結果、任意整理という方法で借金を解決することになりました。
借金総額が比較的少なくて、毎月収入があること、などが理由です。
任意整理をすると、利息がゼロになって元金だけの返済になりました。
さらに過払い金が170万円も発生していたので、借金は実質30万円となりました。
弁護士への手付金4万円と成功報酬17万円を考慮しても、200万円の借金が51万円まで減額されたのです。
149万円も借金が減り、その後の生活は一気に楽になりました。

治らない浪費癖

私は給料を貰ったらしたい事や欲しい物があればその為に、使ってしまうという癖がありました。
従って預金をするという考え方はせずに、もしお金が足りなければクレジットカードのキャッシング枠を最大限まで広げてお金を使ってしまていたのです。

気がつけば雪だるま式に増えた借金を前に途方に暮れる

それも予め決められた期日までに完済すれば良いのですが、そのような事は頭に思い浮かばなかったので、既に完済するのは事実上不可能という状態になってしまいました。
加えていうのであれば、それも消費者金融会社1社だけならまだしも、5つの金融業者から借りていて、借金の合計金額は500万円近くになっていたので完全にお手上げ状態でした。

お金を作る努力はしたものの結局は弁護士に相談に行く

ですから、今現在私に出来る事は出来るだけのお金を、用意する事に尽きます。
例えば自動車、又は自動車保険や生命保険を解約したり、子供の予備校を辞めさせたりしてお金を作る努力をしました。
但し、家だけは沢山の思い出が詰まっているのでこのまま残したいと考えました。
しかし、努力の甲斐も虚しく10万円程度を借金に割り当てるしかなく、どうしようもなくなった状態で、私はとある弁護士事務所のドアを叩いたのです。

民事再生で借金を減らし具体的な返済額で人生の再出発をかける

私は弁護士に事の顛末を話しおわると、彼は債務整理の一つである民事再生でこの窮地を脱するのが最適な方法ではないかと言うのです。
私はそれはどの様な物なのかを尋ねると、自宅は今のまま住む事が可能で、会社にもバレる事なく返済金額を減額してもらい毎月数万円程度ずつ返済する事によって、無理なく返済をするという極めて現実的な方法であるという説明がありました。
私は借金をしている消費者金融業者の全ての金額が判る書類を弁護士に見せると、具体的に最終的に返済しなければならない金額と、3年間で返すに毎月幾ら払わなければならない具体的な計算を弁護士にお願いして、それを基準に返済をする事にしたのです。
幸い私の務める企業は上場こそしていませんが、技術力が世界的に評価されているので、安定した給料やボーナスと言った収入が望めますので悪癖が再燃しなければ、3年程度で完済する事が出来るでしょう。
私は今回の事で目が覚めた思いで、仕事に集中して給料は全て妻に管理して貰う事にしました。

知り合いや家族に内緒で債務整理するには?

借金を抱えて返済できずに困っても、家族には心配をかけたくないとか、職場の同僚や友人に知られたら信用を無くしてしまうかもと考えて、誰にも相談できずにいる方が少なくありません。
ですが、その状況を長引かせれば、秘密にしたい借金苦が逆に家族や知り合いに知られてしまうことになります。
最初は督促ハガキ程度であっても、返済遅滞が長期化するにつれ、督促状の数が増えたり、毎日のように自宅に電話が入ったり、職場に督促の訪問をすることもあるためです。
借金を抱えていることも、その返済に窮していることも、誰にも知られずに内緒で債務整理したいなら、任意整理を選んでみてはいかがでしょうか。
任意整理は貸し付けをしてくれた債権者と借りている債務者の間で、話し合いによって債務の減額と無理のない分割返済を合意する手続きです。
もっとも、返済義務を負っていて立場が弱い債務者は話し合いに不利な状況にありますので、円滑な合意を得るために弁護士や司法書士などの借金問題解決のプロフェッショナルに手続きを依頼するのが一般的です。
こうした法律家には守秘義務があるため、一緒に住んでいる家族や配偶者といえど、情報が漏れることはありません。
一方、法律家が任意整理を受任すると、債権者は一切取り立てができなくなります。
そのため、自宅や職場に電話がかかることも、担当者が訪れることもなくなりますから、誰にもバレずに債務減額に向けて交渉を行ってもらえるのです。

債務整理の種類と特徴

任意整理

任意整理は裁判所を利用せずに当事者同士の話し合いによって借金問題を解決する方法です。
借金の金額が比較的少ない場合によく取られる方法で、双方の合意による和解交渉ということになります。
任意整理は債務者本人が交渉に当たることも可能ですが、交渉相手が消費者金融などの法人の場合には個人の力だけでは合意に持ち込むことが難しいのが実情です。
そのため、多くの場合は債務者の代理として弁護士が交渉に当たります。
和解が成立すると引き直し計算が行われて借金を減額することができたり、元本部分だけの返済で済ませることができます。

特定調停

特定調停は裁判所が仲介して行われる債務整理の方法です。
借金をしている件数が少ない場合によく取られる方法となります。
任意整理では債務者本人が債権者との合意を取り付けますが、特定調停では裁判所に選任された調停委員が交渉に当たることになります。
国の機関を利用するので弁護士などに依頼するのと比べると費用が安いのも特徴の1つです。

民事再生

借金の額が多かったり、借入件数が多い場合には民事再生が行われます。
民事再生は裁判所の決定によって行われますが、裁判所の決定には法的拘束力があるため、話し合いで解決が難しい場合も債務整理が可能になります。
また、民事再生には住宅ローン特別条項があり、住宅を失うことなく借金問題を可決することができます。
このように非常に便利な制度ですが、手続きを行うためには安定的で継続的な収入があることが条件になります。
ですから、無職の人などがこの手続きを行うことはできません。

自己破産

借金の金額があまりにも大きすぎて返済の見込みが立たないという場合には自己破産が行われます。
裁判所に免責を認められればすべての借金から解放されることになります。
ただし、現在所有している財産については全て処分されることになりますので注意が必要です。
手続きを開始した時点で取り立てが止まったり給与の差し押さえを止められたりといったメリットがありますが、その一方で官報に名前が記載されてしまったり免責が許可されるまでは一定の職業につけないといったデメリットもあります。